ヴィクトリアマイル 2021 過去10年のデータから傾向分析

2021/05/16(日)
第16回 ヴィクトリアマイル
15:40発走 / 芝1600m (左)
2回 東京 8日目 サラ系４歳以上 オープン (国際) 牝(指) 定量
本賞金:10500,4200,2600,1600,1050万円

※データは、過去10年分です。

1番人気は複勝率50.0%で2勝止まり。また2～5番人気は複勝率20.0%～40.0%と、各々で見ていくとそこまで信頼度は高くありません。

人気馬同士の決着したは昨年(1→4→5番人気)、2011年(2→1→3番人気)の2回のみ。ほぼ毎年穴馬が活躍。2015年には3連単2000万馬券の波乱もありました。

単勝オッズ10.0倍台が【4-2-6-17】で複勝率41.4%。該当馬が1頭しかいなかった2019年以外は、毎年馬券に。
数が多いと悩むことになりますが、毎年狙ってみるのも面白そう。

4歳が最多5勝。10年中8年で馬券に。昨年馬券にならなかったので、今年は活躍があるかもしれません。
好走の多くは人気馬から。
・単勝オッズ10.0倍未満：【4-4-1-12】複勝率42.9%
・単勝オッズ10.0倍台：【1-1-2-9】複勝率30.8%
・単勝オッズ20.0倍以上：【0-1-0-45】
単勝オッズ20.0倍以上からの好走は、2017年11番人気2着デンコウアンジュ。単勝オッズ67.9倍。近走はずっと馬券外が続いていましたが、前走は福島牝馬Sで4着に健闘。また同舞台であるアルテミスS1着の実績がありました。

6歳以上は【2-1-1-29】。好走した4頭中3頭は、G1で連対実績がありました。
残り1頭は、2015年12番人気2着ケイアイエレガント。大波乱となった年なので例外的だとみていますが、前走京都牝馬S1着でした。

関西馬が優勢。

馬体重460～479kgが最多5勝。10年中8年で馬券に。
好走の大半は、単勝オッズ20.0倍未満から。
・単勝オッズ20.0倍未満：【5-2-3-10】複勝率50.0%
・単勝オッズ20.0倍以上：【0-1-0-33】
単勝オッズ20.0倍以上からの好走は、2013年12番人気2着ホエールキャプチャ。単勝オッズ44.0倍。人気はなかったですが、前年の勝ち馬でした。

馬券になっているのは上記10レース。

ステップレースである阪神牝馬S組が中心。大波乱となった2015年、出走が3頭と少なかった2011年を除けば、毎年馬券になっています。

前走中山牝馬S組の好走は、単勝オッズ15.0倍未満から。
・単勝オッズ15.0倍未満：【2-1-1-1】複勝率80.0%
・単勝オッズ15.0倍以上：【0-0-0-11】

前走中山牝馬Sを除くG3組は【0-3-2-35】。好走は、前走上位馬から。
・前走5着以内：【0-3-2-24】複勝率17.2%
・前走6着以下：【0-0-0-11】

前走5番人気以内が【10-6-5-92】で中心。10年中9年で2頭以上が馬券になっています。

前走6番人気以下は【0-4-5-54】で勝利なし。好走の多くは、前走上位馬から。
・前走5着以内：【0-2-4-13】複勝率31.6%
・前走6着以下：【0-2-1-41】
前走6着以下からの好走は以下3頭。
2020年 5番人気3着：ノームコア
2013年12番人気2着：ホエールキャプチャ
2011年 1番人気2着：ブエナビスタ
人気にばらつきはあるものの、3頭ともに前年の勝ち馬。

前走5着以内が【4-6-9-72】が前走上位馬が良い傾向。10年連続好走中。また10年中7年で2頭以上が馬券になっています。
ただし、前走1着は勝利がなく、他の上位馬ほど成績は良くありません。

前走6着以下は【6-4-1-74】。好走は、単勝オッズ50.0倍未満から。
・単勝オッズ50.0倍未満：【6-4-1-33】複勝率25.0%
・単勝オッズ50.0倍以上：【0-0-0-41】
極端な人気薄には厳しい傾向です。

前走4位以下が中心。牝馬限定戦ということも影響してか、前走の上がり順位はそこまで重要ではなさそう。

前走3位以内が【3-3-5-52】。好走の大半は、単勝オッズ20.0倍未満から。
・単勝オッズ20.0倍未満：【3-3-5-19】複勝率36.7%
・単勝オッズ20.0倍以上：【0-0-0-33】

◎グランアレグリア
○レシステンシア
▲マジックキャッスル
△ダノンファンタジー